2012年11月17日

衆議院が解散、院内万歳の心境は・・・。

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(衆議院前で 11月16日)

 野田総理が「近いうち」と話していたとはいえ、民主党内でも4、5人にしか知らされていなかったという、事実上のふいうち解散。

 小泉さんの郵政解散も突然だったので驚きましたが、今回の党首討論テレビ中継で野田総理から「何かサインは出るだろうな」とは思っていたものの、まさか、「16日解散」が明言されるとは思いもよりませんでした。

 多分、野田総理は・・・

 1.「近いうち」という過去の発言による制約

 2.民主党の過半数割れまであと数人という状況

 3.新年を迎えてしまうと、新党に対して政党交付金が支給されてしまうこと

 ならば、民主党が空中分解する前に、また、第三局が結集し選挙準備が整わないうちに、今回の衆議院選挙は厳しくとも次の次を見据え、衆議院の所属民主党議員を純化し、参議院の民主党所属議員と結束しながら、再び政権交代可能な勢力として態勢を維持することがベターな選択だと判断したのではないか。

 それにしても、野田さんのまま総選挙に突っ込むことは私はほとんどありえないのではないかと思っていました。
 
 前回の総選挙で麻生さんがやはり厳しい状況で選挙に突っ込みましたが、ほとんど衆議院の任期が満了に近づいた事実上の追い込まれ解散でした。


 しかし、今回はまだ任期を9か月以上残し、しかも内閣支持率が20%前後という状況のほか、過去の民主党代表選挙の野田総理の発言などを総合し、野田さん自身が天下の宝刀を抜くとは、まずないと考えていました。

 ただ、先週の金曜日にある出来事(今はオフレコ)があり、11月7日のブログで書いた「2月〜5月」総選挙有力説が吹っ飛び、最速で臨時国会の会期末(11月30日)もありえるとは想定していました。

 それでも最速の解散想定よりも、突然、2週間の前倒しです。

 昨日は衆議院解散後、昔の上司のひとりに「フジテレビの社長がある日突然、社屋に火をつけるようなものだ」と話したら笑っていましたが、野田総理は厳しくとも火事場の中を生き抜いた人たちで民主党を再建しようと考えているのだと思います。

 そんな野田総理に昨日は「在任中は大変お世話になりました」などと挨拶をすると、「×××××××××」(今はオフレコ)と総理は話し、がっちり握手をしました。

 さて、院内では議長の「衆議院を解散する」という宣言のあと、院内では万歳三唱が繰り広げられました。

 衆議院が解散され、これから選挙に臨むというのに、議員たちはいったいどんな心境で万歳をしているのか?

 フジテレビの記者時代から、その光景を見て不思議に思っていました。

 衆議院議員のみなさんが実際どんな心境かはわかりませんが、私は、この任期を無事務めあげることができたという衆議院の議場への感謝の気持ちが自然と胸のうちからこみあがってきたこと。

 そして、仮に普段はそういう気持ちがあったとしても議場で万歳などはしませんが、野球場でスタンドを1周するウエィブが自分の席にめぐってきたときに、自然と立ち上がってしまう時のように、議場でみんなが万歳をするので自然の成り行きでそうしてしまうという感じでした。

 野田総理は万歳しなかったと報道されていましたが、きっと「俺は万歳しないぞ」とよほど事前に腹に決めていたんではなかろうかと思います。 


 最後に、12月16日の総選挙が確定しました。

 私の今後の取り組みについてはお話しできる環境も整ってきたので、来週の水曜日あたりに記者会見をするとともに、ブログでも公表したい考えです。


posted by 長島一由 at 15:44| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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