2012年12月31日

夢の世界チャンピオン逃す。−ウインドサーフィン世界選手権出場報告−

フィリピンのボラカイ島で開催されたウインドサーフィンRS:Oneクラスの世界選手権に出場しました。

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(フィリピン・ボラカイ島 セイルナンバーはJPN33 撮影:内園拓也選手・同志社大)

世界15か国から男女49名が参加。

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今年のウインドサーフィン(ボードセイリング)のロンドン五輪金メダリストであるマリナ・アラバウ選手(スペイン)や、同じくロンドン五輪日本代表の須永由季選手らも参加したほか、日本チームとしては学連(全日本学生ボードセイリング連盟)のナショナルチームの学生らあわせて11名の選手が出場しました。

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写真上段左から小森貴裕選手(関西学院大)、吉田愛選手(滋賀大)、内園拓也選手(同志社大)、金城隆太郎選手(琉球大)。写真下段左から板庇雄馬選手(立命館大)、福田未奈弥選手(明治大)、永野祐大(滋賀県立大)、ミカ・サンペラン選手(インドネシア)、長島一由、平田貴一郎選手(琉球大)。撮影:井上雅皓選手(立命館大)

私自身にとっては1996年にイタリアのサルディニア島で開催されたウインドサーファークラスの世界選手権に出場して以来のことで16年ぶりの世界大会への参加。

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(来年度から国体艇にも採用された艇種RS:Oneクラス)

もちろん、この16年間のブランクがあったものの、逆に、40歳以上になったことでマスターズクラスとなり、このクラスでは準優勝(22歳以上のメンズクラス総合8位)という結果でした。

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(1996年以来の世界選手権の表彰台)

微風から12メートルオーバーの強風の中15レースが行われ、10レース目まではマスターズクラストップで終盤までは世界チャンピオンを真剣に狙っていました。しかし、過去アジア大会に出場したほか、サイアムワールドカップに優勝した経験を持つというインドネシアのミカ・サンペラン選手に11レース目で逆転されてしまいました。

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強風では自分の方がいい線行ってたのですが、中微風ではサンペラン選手が22歳以上のメンズ全体でも二度1位を取るなどしたため、ここで大きく差をつけられたのが優勝を逃した敗因といえます。

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中央:1位ミカ・サンペラン選手(インドネシア)、右:ロランド・フランシスコ選手(フィリピン)

日本チームからは学生チャンピオンの板庇雄馬選手(立命館大学)が21歳以下のメンズクラス総合で5位。

22歳以上のメンズクラスでは永野祐大選手(滋賀県立大学)が3位入賞、そして平田貴一郎選手(琉球大学)、金城隆太郎選手(琉球大学)がそれぞれ総合4位、5位につけました。

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(風速12メートル超のサバイバルレースも)

女子では須永由季選手が総合で4位につけ、特に、須永選手は12メートルオーバーの超強風下では金メダリストを抑え、トップフィニッシュするなど五輪選手の意地を見せていました。今後も日の丸背負って更なる成果を収めることを期待しています。

ただ、久しぶりの世界選手権への参加を通じて痛感したことは金メダリストを輩出した香港(リーライシャンはアトランタ五輪で香港史上全競技で唯一獲得した金メダルのため、国民的ヒロインという。)をはじめアジア勢の成長ぶりが目覚ましいこと。

25年ほど前は経済的にもアジアから世界選手権に出場している選手は限られたものでしたが、アジア周辺諸国の経済成長に加えて、香港のように国策としてスポーツ選手の育成へのテコ入れが日本と他のアジア諸国との格差を小さくした、あるいは抜き去られてしまった要因となっていると思います。

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(ロンドン五輪日本代表 須永由季選手・明治大学OG)

15レースというのは今までのウインド人生の中でも最も長丁場の大会となり、手のまめも剥けて血だらけ、気力だけでレースを乗り切っていましたが、来年はボードコントロールをしっかりさせてもっと納得のゆく走りをしたいところです。

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(ロンドン五輪金メダリスト マリナ・アラバウ選手と同じトロフィーをもらって帰国)

最後になりますが、2012年も今日で終わります。

衆議院議員の任期を終えてからというもの、神奈川4区中に掲示してあったポスターの処理や国会事務所、逗子事務所の撤収、博士論文の執筆、そしてその合間を縫っての海外渡航と、何かとせわしくブログの更新も、また、きちんとご挨拶できないまま失礼してしまっている方もいらっしゃるかもしれません。

今は家族恒例の白濱神社初詣のため、静岡県下田市におりますが、今年一年、皆様にお世話になりましたことを心から感謝するとともに、来年が皆様にとって更なる飛躍の年となりますことを心からご祈念申し上げます。


posted by 長島一由 at 22:31| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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